阿武山福音自由教会牧師 松田 悦子

 私は高校2年生のとき、クリスチャンの友人を通じて神様の存在を知って、神様がどんな方なのかを知りたくて聖書を読むようになりました。人間関係がうまくいっていなかった私には、「だれも私のことを好きじゃない」「私はだれにも大切にされない」という思いがありました。そんなとき、聖書のことばが目に留まりました。

あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。(ヨハネの福音書15章16節)

「神様が私を選んでくださった!神様は私のことを嫌いじゃない。私のことを大切に思ってくれている」と、本当にうれしくなりました。聖書にはこのようなことばもあります。

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。(イザヤ書43章4節)

神様が私を愛してくださっていることを知り、その愛を私も受け取って神様を信じるようになりました。 神様はすべての人を愛しておられます。だれ一人、その愛から漏れることはありません。たとえ人がどう評価しても、また、もしあなたが、自分で自分のことを「こんな私は何の役にも立たない。価値がない」と思ったとしても、神様はあなたを愛しておられ、「高価で尊い」と言ってくださいます。神様は、あなたの能力(何ができるか)ではなく、あなたの存在そのものを大切にされるからです。この神様の無償の愛を受け取ってみませんか。